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えびのの正月行事「たけはしらかし」とは…?

2012.12.11

正月行事「たけはしらかし」の為の竹でくまれたやぐらの様子「たけはしらかし」に使う2~3メートルに切った竹自社工場の景色

こんにちは。総務部の明石です。
先週末にみぞれ混じりの雨が降って以降、寒さが一段と厳しくなってきました。
霧島の山も真っ白。寒い!けど綺麗!
えびの高原まで行ってみようかと思いましたが、「チェーン規制中」とのことだったので、また次回にします…。

さて、今週の月曜日、いつものように通勤路を車で走っていると、田んぼの真ん中に突如こんなものが!
竹で組まれたやぐら…?のようですが、これはいったい何?
ということで、いつも頼りになる先輩のK係長に聞いてみると、「あ!あれはね~“たけはしらかし”よ!」とのお返事。
「たけはしらかし???…竹柱貸し???」
ますます謎を深めていると、丁寧に説明してくださいました…
「たけはしらかし=竹はしらかし」は、地区ごとに行われる正月の厄払いの行事で、竹で組んだやぐらに、厄年を迎える人が火を入れ、2~3メートルに切った竹と、各家から持ち寄った正月飾り、古くなったお守りなどを焼きます。
そして、焼けた竹を石などにたたきつけてはじけさせ、そのはじける音で厄をはらうのだそうです。さらに、その竹を家に持ち帰り、玄関に立てておくと、
厄除け・魔除けになるとのこと。

この竹をやぐらに入れて焼きます。
いわゆる「どんと焼き」と同じような行事ですが、個人的に推測するに「竹をはじけさせる」から「竹はしらかし」という呼び方になったのでしょうね。
ちなみに、ここ栗下地区の「竹はしらかし」は、来年1月5日とのこと。
もちろんその様子もお伝えしますのでお楽しみに♪
本題とは関係ないですが、弊社工場から芋を蒸す時の蒸気が上がっていました。

今年の仕込みもいよいよ終わりが近づいています…。

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